ホーム » 連載コラム » お家でできる!むし歯対策!! » 第12回「『フッ素』ってむし歯予防に効果があるの?」

2008年5月23日 金曜日
むし歯予防に効果があるものとして『フッ素』は広く知られています。
うちの医院でもフッ素を塗りたいという主訴で来院される方が多くいらっしゃいます。
ではこの『フッ素』どのようにむし歯予防に効くのでしょうか?
フッ素が歯の中に浸透すると、歯の成分「ハイドロキシアパタイト」が「フルオロアパタイト」に変化します。
むし歯菌が作った酸で歯が溶けることによってむし歯ができますが、ハイドキシアパタイトが酸に弱いのに対し、フルオロアパタイトは酸に溶けにくくなっています。
ですから、フッ素を取り込ませてあげた歯は、むし歯菌に抵抗力がついてきます。
もちろん、全く溶けなくなった訳ではないので、歯みがきをして汚れを落とすことが重要ですが、歯みがきを嫌がってうまくできないお子さんなどは、歯を強くしてあげることでむし歯予防ができますね。
フッ素にはいくつか種類があります。
市販されている歯みがき粉やジェルに配合されているもの、歯科医院で処方されるうがい薬、歯科医院専用の高濃度のフッ素などです。
どんなにいい薬でも、用法・用量を誤ってしまうと逆に害になることがあります。
市販されているものは、フッ素の濃度を低濃度に抑えてありますが、毎日使用することで効果が表れます。
歯科医院専用のものは高濃度なので効果は高いですが2~3か月に一度くらいの割合で使用するのが適当です。
できれば、家庭用と歯科医院用と併用するのが最も効果が得られるでしょう。
適切な予防法で、こどもたちの大切な歯を守りましょう。
こばやし歯科・小児歯科クリニック ![]() |