子どもと健やかに暮らす自然素材のヒントあれこれ

第4回 お肌を守る3つのポイント(2)

2008年3月3日 月曜日

梅の花が咲き揃い、春の息吹が感じられるようになりました。
皆さんお変わりありませんか?

今回も、前回に引き続きお肌を守るためのポイントについてお話しいたします。前回はお肌を守る3つのポイント(↓下記)の中から『入浴剤は天然素材のものを使う』をご紹介いたしました。

  • 入浴剤は天然素材のものを使う
  • 洗濯用洗浄剤は洗濯用粉石鹸を使用する
  • 消化に悪い食べ物はできるだけ避ける

今回は2つ目のポイント《洗濯用洗浄剤は洗濯用粉せっけんを使用する》についてのお話です。


洗濯用洗浄剤は洗濯用粉せっけんを使用する

普段お使いになっている洗濯用洗剤は、何を選ばれていますか? 除菌効果のあるもの、柔軟効果のあるものなど、さまざまな機能を持つ洗剤がたくさん並んでいますが、もし、お子さんにお肌のトラブルがあるのなら、「洗濯用粉石けん」を選ばれるよう強くお勧めいたします。

それは、皮膚に触れた化学物質を、皮膚細胞が吸収することによって起こる肌トラブルが増え続けており、その原因となる物質が洗濯用洗剤にもたくさん含まれているからなのです。

特に注意したいものを挙げてみます。

  • 蛍光増白剤…すすぎ終わった後も衣類に付着して残り、白く見せるようにするための物質です。毒性が強く、通産省はガーゼ・包帯・乳幼児の肌着やよだれかけなどへの使用を禁止しています。
  • 柔軟仕上げ剤…洗濯物を柔らかく洗いあげるための工夫に、「陽イオン界面活性剤」という物質が使用されています。界面活性剤の中ではもっとも強い毒性を持つもので、これもすすぎ終わった後に付着し続けることで効果を発揮させるものです。

いずれも、健康な成人の皮膚にすぐに深刻な症状を引き起こすほどのものではないのですが、皮膚バリアー機能が未発達な乳幼児は経皮吸収率が高いので、思わぬトラブルを引き起こす原因になることがあります。

実際に私が出産したときのお話しをいたします。

「乳児の産着は柔軟剤でやわらかく洗いあげた方が良い」と育児雑誌で読み、その通りに洗濯をしていました。ところが、娘の肌はところどころ赤くはれ上がり、そこをかゆがってかきむしっていました。いろいろと調べて、沐浴する時に投入していた沐浴剤を一切やめ、更に洗濯用洗剤に粉石けんを選んで柔軟剤を一切使わないことにしました。

すると、約1ヶ月の間に肌の赤みがおさまり、カサカサと乾燥気味だった部分もやわらかな赤ちゃん肌に戻ったのです。大事なことは、「肌に浸透する可能性のある化学薬品から、子供の肌を遠ざける」ことにあるのだと確信した出来事でした。

粉石けんには肌に浸透するような物質は含まれておりません。水でもよく溶けるように開発されている粉石けんもあり、少し前よりラインナップも充実しています。そして、実際に使ってみて驚いたのは、想像していたよりもずっと柔らかく洗い上がることでした。柔軟剤がほとんど必要ないくらいにふんわりと仕上がります。

また、衣類の色あせも格段に遅くなりました。蛍光増白剤が使用されていないため、衣類に白い色が塗り重ねられることが無く、衣類そのものの色合いがより長く保たれているのです。実際に使ってみたいと思われた方にお勧めしたいのは、「シャボン玉スノール」という粉石けんです。ラインナップしているスーパーも増えてきましたので、手に入りやすいですし、水によく溶けるように開発されている粉石けんですので、衣類に溶け残ることもほとんどありません。

なんでもないようなことなのですが、毎日続けることによって、子供たちの柔らかな肌を健康に保つ大きなポイントになる習慣だと思っています。肌の炎症を治すための薬に頼る前に、ちょっと試していただきたいことの一つなのです。

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